OJ年次ミーティングにおいて、兼ねてから評判のUCLA小川隆広准教授が、世界に先駆け素晴らしい発表をされた。
この論文は昨年度、UCLA研究最高賞をすでに受賞されている。
そして、日本の様々な新聞にも取り上げられてた。
古いチタンのインプラントは、インテグレーション(骨結合)しにくい。
新しいチタンのインプラントほど、インテグレーションしやすい。
しかし、古いチタンの表面を新しくすることによって、インテグレーションしやすくなる。
特別な波動のUV(紫外線)で表面を処理することによって、新品同様のチタンの表面となり、骨接触率がほぼ100%になるという。
この結果は、医科の分野で非常に注目され、様々な治療に応用される可能性がある。
我々、専門家や医科の専門医にとっては、衝撃的なニュースで非常に有効的である。
参加された先生方のほとんどが、驚きを持って聞き入られた発表であると思う。
今後、インプラントの世界や医科の分野にも、色々な発見があり新しいテクノロジーが開発されることでしょう。
それらにしっかりと目を向け、日頃の臨床を確実に成功させていきたいと思う。