手術当日の流れ
インプラント手術の総時間は、症状・状態によって差がありますが平均的に1時間~2時間程度です。
したがいまして入院の必要はございません。
手術当日だけは運動・飲酒・入浴を控えていただきますが、翌日からは普段通りの生活ができるようになります。
レントゲン撮影・口腔内写真・型取り等、1日〜2週間程度。
インプラント手術中の感染を防ぐために、まず口腔内の清掃/洗浄を行ないます。歯牙はもちろんのこと、口腔粘膜や舌までを専用の洗浄液を使って行ない、初期感染の可能性を最小のものにします。

口腔清掃完了後、オペ着に着替えていただきます。
手術中でもリラックスできるように、ゆったりとしたデザインの衣服です。
繊維が浮遊しない加工を施してあるのが特徴です。

手術中の患者様の体調を管理できるよう、血圧計・心電図・パルスオキシメーターなどを装着し、オペの準備を進めていきます。患者様の安全確保のために、1本のオペでも全身管理担当医が常時オペに参加するシステムです。

局所麻酔・鎮静麻酔をします。静脈内鎮静法での手術ですと、意識はありながらもウトウトした状態になります。多くの患者様が「ウトウトしているうちに手術が済んでいた」と驚かれます。

静脈内鎮静を受けられた、ほとんどの患者さんが点滴後から、眠ってしまいます。
その間も全身管理担当医は各種計器で患者様の安全を見守っています。

止血ガーゼを噛んだまま、休憩して頂きます。
オペ室にはベッドのある回復室がございます。手術が終わったら、寝起きのような状態から覚めて、思考が明瞭になります。そこで運動機能などに問題がないかをチェックをします。

圧迫止血により、患部からの出血が止まっているかを確認します。出血が止まったことが確認できた時点でドクターが患部をチェックします。そして次回来院の予定などを決めれば、御帰宅いただくことが可能になります。