禁煙により歯周病は改善するか?|大阪インプラントセンターImplant情報

大阪インプラント情報禁煙により歯周病は改善するか?

禁煙により歯周病は改善するか?

きんえん禁煙すれば、歯肉の血流は数日から数週間で改善する。
その後、上手なブラッシングや歯石除去などを行うと、歯肉の色が赤紫色からピンク色へと本来の健康な色に戻る。
禁煙によって確実に歯周病の罹患リスクは低下し、歯周病治療の効果も高まる。

米国肺協会という団体が、興味深いデータを公表しているので紹介する。

-禁煙のメリット
20分後:手指温が正常まで上昇
8時間後:血液中の酸素が正常値に戻る
24時間後:心臓発作のリスクが減り始める
48~72時間:ニコチンが体内から完全に抜ける
数日~数週間:歯肉の血流が正常に戻る
2~3週間後:肺機能が30%上昇、歩行が楽になる
1年後:血栓症や心臓発作のリスクが半減する
5年後:肺がんのリスクが半減する
10年後:口腔がん・喉頭がんのリスクが半減する

禁煙にチャレンジするのは歯周病のみならず、さまざまな疾患の制御という意味で重要である。
健康回復、維持のために1日も早い禁煙をおすすめする。

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