震災から2年|大阪インプラントセンターImplant情報

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震災から2年

20130311たくさんの方が亡くなり、そして未だに行方のわからない方も多くいらっしゃる。
ご冥福をお祈りするしかほかない。

震災直後はボランティア活動や義援金の募金など、支援に大きな関心が寄せられていた。
私達も「OJ」という学会の学術大会を青森県八戸市で開催し、集まった参加費全額を被災自治体に寄付したり、また学会メンバー数名が歯型照合で現場のお手伝いなどをさせて頂いた。

しかし2年が経過し、マスコミ報道等で知る上では、復興にはまだまだほど遠いようだ。

我々もかつては被災者であったのに、北関東・東北から遠い近畿圏で生活していると、今もなお苦しんでおられる被災者のことを忘れがちである。

昨日、岩手で歯科医院を営んでいる旧友と電話で話した。
その彼によると、インフラの復旧は遅々として進まず、郷里に先が見いだせなくなった住民は徐々に離散していっているのだという。
そんな話を聞きながら、以前訪れた被災地の風景を思い出した。

私たち歯科医師は医療人として国民の健康を守る仕事をしている。
「プロとして自覚し、より高みを目指せるようにたゆまず努力しなければいけない」

日本の未来が大きく方向転換を余儀なくされた、あの3月11日からまる2年の今日、そのような気持ちがなぜか強く湧きあがった。

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