「もしも」を経験する前に ・AHA-ACLS HCPコースを受講して|大阪インプラントセンターImplant情報

大阪インプラント情報「もしも」を経験する前に ・AHA-ACLS HCPコースを受講して

「もしも」を経験する前に ・AHA-ACLS HCPコースを受講して

200707107月7日~8日の2日間で開催された
AHA(アメリカ心臓協会)日本支部によるACLS(二次救命処置)コース。

口腔外科・歯科麻酔担当の舘林茂先生に、博多まで受講しに行っていただいた。
今回のblogは、彼のレポートをご覧ください。

年々インプラントが急速に普及するとともに、その適応症例も拡大の一途をたどっております。
最近では80歳以上の高齢の方や、糖尿病や高血圧、狭心症といった病気をお持ちの方にも、インプラント治療をさせていただく機会が増えました。

手術前に血液検査などで全身状態を評価したり、笑気吸入や静脈内鎮静法の併用で精神的ストレスを極力回避したり、血圧や脈拍、心電図の変化に対し薬を投与するなどして、皆様には安全に治療を受けていただいていますが、それでもいつ何時抑えられていた病気が暴れだし、危険な状態に陥らないとも限りません。

呼吸が止まり、心臓も動いていない、いわゆる「心肺停止」はなんとしても避けたい「もしも」でありますが、この「もしも」は、いかなる予防手段をもってしても、避けられないことが時にあります。

会場では朝8時から夕方5時ごろまで、心臓マッサージ・人工呼吸・AEDなどの実技を、患者様の色々な状態を想定した内容で、みっちり指導されてきました。
今回の経験によって大変な事態に遭遇した時、慌てふためきながらでも少しでも、患者様の状態を良い方向へもっていくことができたら幸いです。

ただ、今回の受講で痛感したのは、この「もしも」が現実となった時、およそ自分一人の力ではどうにも微力で、救命処置をある程度訓練された何人かが、迅速に集まることが重要であり、それが有効な救命処置につながるということでした。
ですので、歯科医師に限らず歯科衛生士や歯科助手などのスタッフにも、救命コース・特にBLSコースと言われる一次救命処置を勉強してもらい、医院全体として「もしも」に備えての基礎体力を、養っていきたいと考えております。