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幸福について

2015514こんにちは、舘林です。

突然ですが、誰もが幸せになりたいと願うものです。

先日少し考えさせられる記事を目にしました。
アメリカの社会心理学者たちが、人々が心から実感できる幸せについての研究を行った結果、人は自分の為に何かするよりも、誰か(何か)の為に良いとされることを行い、それを達成できた時に最も大きな幸福感を得ることがわかったそうです。

私の仕事はインプラント手術中の患者様の不快な記憶を取り除くことですが、手術が終わり顔を覆っている布を取って、患者様の名前をお呼した時、「麻酔の薬はもう(体内に)入っていますか?」と聞かれる方がいます。
「麻酔どころか手術も予定通り終わりましたよ」とお答えすると、最初はびっくり、そして満面の笑顔で「とても楽でした」とおっしゃっていただく時が、私にとって大きな幸福を感じる瞬間であります。
これからもこの笑顔を見るために、頑張ろうとも思います。

一方で、善意で行っているのに裏目に出るような形で不満を残すこともあり、それは幸せを追求する上でゼロには出来ないということも理解しておくべきであると、心理学者は指摘しています。

泣いている子どもに声をかけたら通報された、などがいい例ですが、痛みも記憶もなく手術は終わったのに、その後が眠くて眠くて不快だった、というのが私に当てはまる事案でしょうか。


幸福を感じるために、誰かを幸福にする…。
活字にすると改めてその難しさを痛感しますが、例え裏目に出ても意義ある人生を送るためには頑張らないといけないところだと、少し背筋が伸びた気がしました。

(ところで挿絵はサンドラ・ブロック主演の映画「しあわせの隠れ場所」。よかったです。)

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