20年前の記憶|大阪インプラントセンターImplant情報

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20年前の記憶

20151171995年1月17日火曜日。

朝6時前、私は大阪府茨木市の自宅で大きな揺れを感じ、飛び起きた。
揺れはかなり大きく、そして長く、とてつもない恐ろしさがこみ上げた。

家は食器棚が倒れ、屋外のブロック塀が一部損壊する程度で済んだ。

1.5kmほど離れた歯科医院に7時前に出勤し、9時半からの診療に間に合わせようと
散乱した歯科機材を片付けた。
直ぐに電話が繋がりにくくなり、スタッフや患者様への連絡が困難になったが、とにかく私一人でも普段の歯科治療ができるようにと気を吐いた記憶がある。
9時前に何人かのスタッフが出勤し、診療の準備に取り掛かってくれた。

そうこうしながらテレビやラジオで情報が整理されてくると、暢気に歯科治療などしているレベルの災害ではないことがわかってきた。

その日約90名の予約が入っていたが、実際に来られたのは午前3人、午後4人…。
私を含め6人という、通常の3分の1のスタッフで対応した。

その後、ボタンティアで野外歯科診療やテント歯科診療のために、神戸を数回訪れた。

すさまじい光景や焼け焦げた臭気が、今もなお脳裏に焼き付いている。


今一度、災害に対する備えを見直したい。

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