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どこに行ったらいいの?

2014426こんにちは、舘林です。

(株)ジーシーという歯科材料を扱う会社が2008年に歯科意識調査を、1200人を対象に行いました。
次のような症状が出た時、どの診療科へ行きますか?という質問に面白い結果が得られています。

「口内炎ができた」場合はトップが内科、歯科は2番目でした。
「口の中が乾く」も内科がトップ。
「食事について相談したい」は内科がダントツ1位、歯科は4番手。
また、痛い・鳴る・開かない・はずれた・折れたなど、「顎」に関する症状についてはすべて、外科・整形外科がトップで、歯科は2番手に入るかどうかという結果でした。
歯科が1位を獲得できたのは唯一、「口臭」のみでした。

こうしてみると、歯科は口のスペシャリティーのように考えていましたが、国民意識では必ずしもそうではないみたいです。

「食事」という行為について考えると、歯科が大きく関与するのは物を「噛む」という部分で、その後の「味を楽しむ」や「飲み下す」行為については耳鼻咽喉科や言語聴覚士の仕事であるし、更に続く「消化」「吸収」「代謝」は消化器内科の領域となります。

口に関する問題であっても、時には歯科のみで解決をしようとはせず、広い視野で医科との診療連携を図っていかなければならないのでしょう。

ただし、あごが外れたら、外科は外科でも「口腔外科」に行ってください。

外科の先生から整復のやり方を乞うお電話をいただいたことがありますが、願い叶わず、結局私どものところに来てもらったということが度々ありました。

「餅は餅屋」とはいいますが、とりわけ体の症状について、一般の方が餅かどうかを見極めるのは、難しいことかもしれませんね。

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