ニューオリンズに住んでいる友人と、やっと昨日連絡がついた。
自宅を冠水で失ったそうだ。
報道によるほど無法地帯ではなく、整然と食べ物の配給を受ける人が並んでいたそうだ。
私も約30年前、岐阜県において長良川の堤防が決壊し、2階の床上浸水を経験している。
そのときボランティアで炊き出しをする人、けがの治療をする人など、いろいろ助け合いや、思いやりの行動が多く見られた。
我々は医療従事者である。
被災したときだけでなく、痛みが止まらない方、食事ができなくて困っている方々などの気持ちになって、思いやりの気持ちや行動が、医療の原点であるということを、もう一度見つめなおしたい。